【ウィズコロナ】クルーズ船再開!ショーは?ビュッフェは?

コロナで打撃を受けたクルーズ船。これからのクルーズ旅行って、どうなるのかしら?安全なの?そう不安に思っているアナタ、正直まだまだ心配ですよね・・・。お気持ち、わかります。

とはいえ、クルーズ業界も今、コロナ対策を整え、新しいルールを作り、世界中で少しずつ運行再開をしています。そして今、日本にいる私たちにも新しいクルーズの形が見えてきました。

嬉しいことに日本の誇るクルーズ船、飛鳥IIも2020年9月18日に「2020年下期【改定版】スケジュール発表」と銘打って、新しいツアーを発表。安心・安全を第一に少しずつ動き出しています。

前回から、2回に渡りお送りしています「独でクルーズ再開!」の翻訳レポート。今回も、今年8月末に運行されたドイツのクルーズ体験を、Youtube情報から私なりに翻訳してお届けしています。

第1回は、船内でのマスクやソーシャルディスタンスについて解説いたしましたが、今回は、船内でのエンタメやビュッフェ、避難訓練などについてご紹介いたします。

ウィズコロナの時代にどんな対策をとってクルーズは再開するのか。実際に体験してみるとどんな感じなのか。この記事を読めば、今後のクルーズスタイルのイメージが湧きますよ!

【情報源】CruiseTips TV

“The Truth About Cruising NOW: What it’s REALLY like. Buffet? Mask? ”

The Truth About Cruising NOW: What it’s REALLY like. Buffet? Masks?

前回も紹介しましたが、改めて今回のクルーズ体験の情報源はこちら。私はいつもこのYoutube「Cruise Tips TV」チャンネルを楽しみに見ています。今回は、ここで対談をしていたモーガン(実際にドイツのクルーズに乗った人)とシェリー(この番組のアンカー)の話を翻訳・抜粋。

モーガンが乗船している船はドイツのTUI社のMein Schiff 2。7泊のクルーズで、ドイツを出航し、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドからドイツに戻ってくる航路。途中、船が港に寄ることはあるものの、乗客はどこの港にも観光地にも降りられない、毎日海の上にいるトライアル的なスケジュールでの体験談です。

【エンタメ】ショーは?座席は?

前回のクルーズではキャッツを観ました

船内でのショーはあります!よかった。このクルーズ船では、定員の6割のみが予約できる人数制限がありましたが、コメディーショーやプロダクションショー(船で特別に構成されているオリジナルのショー)を観られたとのこと。

少人数での演技

プロダクションショーももともとメンバーが22人だったそうですが、コロナの影響を受け現在は4名のみでパフォーマンス。その4名で、新たに作った内容のショーを上演していたそうです。人数が減って迫力が減っちゃう?と思いきや・・・「とても素晴らしかった!エモーショナル(感動的)だった!」とモーガンも高評価。

どこの船会社も気合を入れて作っている船内のエンタメ、クルーズ船での楽しみの大きなポイントですし、やはりこういう自体でも抜かりなし。

ソーシャルディスタンス

ショーを観る際の座席の選び方も変化。自分で空いている席を見つけて好き勝手に座るのではなく、入り口でスタッフの方がエスコートをして、他のと距離をあけて座らせてくれるそう。人気のショーなど、座席選びで焦ったりして面倒なので、スペースを見つけてエスコートしてくれるのは、むしろありがたいサービスです!そして、エスコートのおかげで、各座席で距離を保てているため「マスクを外してOK」とのこと。ただ、実際は、マスクをつけたまま鑑賞するお客さんもいた様子。

ちなみに、前回の記事にも書きましたが、船内のパブリックスペースでは、乗客も乗員みんなマスクをするものの、ショーの出演者のみマスクを外してパフォーマンスをしているそうです。

フィットネスジム

フィットネスも、人によってはクルーズ船での楽しみの一つ!?モーガン自身はジムに行かなかったそうですが、フィットネスジムも通常通り運営されているようです。ちなみに、マシンに座ってエクササイズをする際には、マスクは外していいとのこと。マスクをしながら運動するのはなかなか息苦しいですからね。

ちなみに、プールやジャグジーもマスクをせずにこれまで通り入れるそうです。とはいえ、実際プールで泳ぐ人もわずかで、ジャグジーのホットタブにも誰もいない状況だったとのこと。乗客が少ないという大前提はあるものの・・・なかなかマスクを外してジャグジーやプールでおしゃべりを楽しむのはまだちょっと慎重になりますかね?

【新形態】ブッフェ

24時間営業のカフェで夜食!

ブッフェもルームサービスも普通に使えるとのことで、Youtubeの中では特に、ビュッフェの具体的な話が聞けました!ビュッフェはクルーズ旅行の一番の醍醐味ですから(私個人の意見)、再開されて私自身、本当に嬉しいと思っています。

新しいスタイル

ビュッフェレストランはこれまでと形は変わらず、それぞれのカウンターにいろんなフードが置かれていたとのこと。しかし、乗客はまず入り口で手をアルコール消毒した後、指定のスタッフ(バディ)と一緒にビュッフェカウンターを歩き、自分が選んだものを一緒に歩くスタッフにとってもらうというスタイルに変更されていたそうです。食べたいものをバディにうまく伝えられるか、日本人はちょっと緊張してしまう瞬間かもしれません。

とはいえ、みんながスタッフの方に食材を取ってもらうことで、衛生面はかなり向上します。これまで時々見かけたトングがフードの中に落っこちているとか、フルーツを手で押して選んでいるおばちゃんがいるとか・・・そういう不衛生な自体が一切起きないという安心感!これはいい。

デメリット

その一方で、このブッフェスタイルのデメリットもYoutubeでは話されていました。

私もついついやってしまうのですが・・・「手前のグレープより奥のグレープの方が大きいから奥から取っちゃおう!」とか「ラザニアの角のカリカリの部分だけ食べたい」みたいな、選んで取る事が出来なくなるというデメリットも。もちろん、スタッフの方にそう伝えてお願いすればいいのですが・・・特に謙虚な日本人は、ちょっとワガママにはなりにくいですよね。

自分で取れないデメリットは少々あるものの・・・乗客は、レストランの入り口で手を消毒した後、食事を食べ始めるまで何にも手を触れないとのこと。そして、その乗客とは自分だけでなく、他のどの乗客も同じこと。この安心感を確保する事を考えれば、デメリットは大した問題じゃ無いでしょう。

フードを部屋に持ち帰る

ちなみに、モーガンが確認したところ、この船では「ビュッフェの食べ物を部屋に持ち帰っていい」との事でした。

実際、これまでのクルーズ船でも24時間オープンのカフェテリアのケーキやピザを部屋に持ち帰って部屋やデッキで食べることはOKでした。かくいう私も、部屋でスナックを食べたりしたものです。なので、現状も、ビュッフェの食事を持ち出していいというのは嬉しかった。が、せめてお皿に取ってナプキンを上からかけて持ち運ぶなど、ちょっと注意が必要かも。

せっかくビュッフェがきちんとルール化されているだけに、どう持ち帰れるのか、乗船時はきちんと確認するのが良さそうですね。

何にせよ、全体的には今までのようなブッフェが楽しめそうで、本当によかった!

【今だけ?】避難訓練は個別対応!?

みんなで集まって避難訓練の説明を聞く

他にもクルーズ船ならではのルールについて一つ。それは、乗船日に全員が必ず参加する避難訓練(マスタードリル)について。

普段の避難訓練は、大人数が一斉にダラダラと移動し、結構時間がかかるもの。場所を探して歩き、IDチェックをしてみんなで船のアナウンスを聞いていると、30分ぐらいはかかります。しかし、現在、大人数を1箇所に集めることは出来ませんので・・・今回のクルーズ船では、個別のアナウンスが行われたそうです。

つまり、集まる場所はある程度決められていますが、指定のレストランに行きIDチェックをするとそれぞれ離れてレストランのテーブルに着席。その場で、テーブルごとスタッフから必要事項を説明をされるとのこと。そのおかげで、他の乗客がダラダラ集まってくるのを待たなくていいのです!モーガンの避難訓練は全部合わせても6分ぐらいで終わったとのこと。素晴らしい。

今回の船は定員の6割しか予約を受け付けていなかった(もっと細かくいうと実際定員の何割が乗っていたのかは不明)ため、こういう個別の避難訓練説明もできるのでしょうが、これはスタッフサイドとしてはかなり大変なことですよね。しばらくは、この方法で乗り切るのかもしれませんが・・・乗客が徐々に増えてるくとまた新しい避難訓練のルールができるのかもしれません。

【変化】これまでと違う船内の雰囲気

せめて海外の美しい写真で深呼吸

エンタメも、ビュッフェもプールも避難訓練も、形式は変われどサービスは再開しているクルーズ船。では、今クルーズ船に乗ることは、そういうルール以外に何が異なっているのでしょうか。コロナの影響は他にどんなことに出ているのでしょうか。

賑わいが・・・

モーガンは、乗船している人の数が少ないので、今までのクルーズ船の賑やかさ(バイブス)や雰囲気が違うとシェリーに説明していました。クルーズ船の中をウロウロすれば、これまで必ず目に入ったお酒を楽しんでいる人、廊下の笑い声、音楽に合わせて踊っている人や、カラオケしている人がどこにもいない。いつも混雑するはずのジャグジーやプールも人がまばらで、エナジーが少ない感じとのこと。今までのような雑多な賑やかさが好きなクルーズファン(特に私のような大型客船好き)にとってみると寂しい。

払うべき犠牲

とはいえ、モーガンも「これぐらいの犠牲は仕方ないと思っている」と理解を示しています。確かに、今回コロナの影響を大きく受け、一時クルーズ業界の破綻すら囁かれていたぐらいですから・・・少しずつ一歩ずつ前に進むと思ったら、まずは運行再開できたことを喜ぶべき。じっくり時間をかけて安全で安心で、賑やかなクルーズ船のイメージを取り戻せたらいいなと思います。

スタッフの気持ち

また、乗客や船員が少ないのを前向きに考える事もできます。モーガン曰く「スタッフがよりフレンドリーで過ごしやすい」とのこと。実際スタッフは、「再度船で働けて嬉しい」と喜んでいるそうで(あ〜!泣けてくる!!)、様々な制約を受けつつもクルーズ船に乗り、クルーズを愛する乗客と船員とが顔を合わせて心から楽しみ励まし合うことは、今やクルーズ業界を支える大きな原動力と言えるでしょう。

コロナ前の日常を取り戻すためにも、「もし今時間とお金が許すなら、この特別なクルーズに出かけて欲しい」とモーガンは前向きに締め括っていました。確かに、今こそ、私たちが安全に気をつけて、新しいスタイルのクルーズを体験して行くことで、クルーズ業界の活気も戻ってくるはずです。

まとめ

海外旅行を夢見て〜

いかがでしたでしょうか?運行再開は、喜ばしいニュースではあるものの、まだまだ試行錯誤が続くクルーズ船。ルールの変更は今後も色々あるのかもしれません。しかし、その中で少しずつ「クルーズ船乗ってきたけど、安全・安心だったよ」という人が増える事で、クルーズ業界がまた少しずつ盛り上がっていく事を願っています。

ただ、これはあくまで、ドイツ在住者が乗船できる船ですし、国によって考え方や法律も違う分、日本人がクルーズ船に乗る時はより細かい指定や変化があるかもしれません。

是非私も、タイミングが許せば、多少お金がかかっても応援の意味も含めて、クルーズ船にいち早く乗りに行きたい!もちろん、毎日どこにも寄港しないSEA DAYSばかりだとしても、人の少ない船の中で、上質なリモートワークができると思えば、仕事の役にも立ちます。

とはいえ、無理は禁物。人によって体調も不安の感じ方もバラバラですから・・・ご自身の体調やご家族と相談しながら、それぞれが自分のタイミングで一歩を踏み出せるようになるのを願っています。しばらくは、次に行きたいクルーズに思いを馳せて、動画やネットで情報収集を楽しみましょう!

早く世界中で、クルーズが安全に再開しますように〜

ボンボヤージュ!