【翻訳レポ】独でクルーズ再開!その体験と実態その1【ウィズコロナ】

これからのクルーズ旅行ってコロナ対策はきちんとされるのかしら?そう思っているアナタ、正直まだまだクルーズ心配ですよね・・・?お気持ちわかります。

今年2月、クルーズ船でのパンデミックを目の当たりにし、「クルーズ船自体が何か不安なもの?」という印象を持った人も多いはず。しかし、振り返って俯瞰してみれば、世界のクルーズ会社は、当時何もわからなかった感染症に対して、可能な限り真摯に対応したと思っています。また、今コロナのことがわかってきて、あの時の体験を踏まえ、クルーズ会社は各々安全に対して非常に慎重に検討を重ねていると私自身は感じています。そして今、約半年の時を経て、クルーズ会社もウィズコロナの時代の新しいルールを実行し、運行再開を少しずつ始めています

今回は、皆さんの不安に対するひとつの回答とも言えそうな最新のクルーズ体験のYoutubeを見つけたので、私なりに翻訳をしつつ、クルーズ船の変化をこのブログで2回に渡ってご紹介します。今回は、主に船内のコロナ対策について解説します。

ウィズコロナの時代にどんな対策をとってクルーズが再開していくのか。この記事を読めば、今後のクルーズスタイルのイメージが湧きますよ!

[情報元] ドイツTUIのMein Schiff 2の体験談

“The Truth About Cruising NOW: What it’s REALLY like. Buffet? Mask? ”

The Truth About Cruising NOW: What it’s REALLY like. Buffet? Masks?

今回、私はこのYoutubeを元に記事を書いています。ドイツに住んでいるモーガン(the Very unOfficial Travel Guides)とアメリカにいるシェリー(CruiseTipTV)が対話形式で、モーガンが今乗船している船の状況を伝えてくれています。

私は、もともとシェリーの「CruiseTipTV」が大好き。最初のクルーズに出かける前も、情報収集に活用しました。

【航路】7日間「航海日」の観光なし!?クルーズ

Mein Schiff 2は今回、7泊のクルーズ(2020年8月末)。ドイツを出航し、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドを移動してドイツに戻ってくる航路。途中、船が港に寄ることはあるものの、乗客はどこの港にも観光地にも降りられない「観光なし」のスケジュールです。

どこにも寄港しない毎日

このクルーズをYoutubeの中で“Cruise to Nowhere(どこにもたどり着かないクルーズ)”とか”Journey into the Blue(青の中の旅)”と呼んでいました。もともと終日海を移動している「航海日」のことを英語では”Sea Day”と呼びますが、今回は毎日がSea Day。Youtubeの中でモーガン自身Tシャツを着ています(Youtubeのリンクで販売もしているw)。

どこにもたどり着かないとなると、クルーズ船で観光地巡りを楽しみにしている人には、かなり物足りないかもしれません。しかし、このクルーズ、考え方によっては、あの星野リゾートみたいに「時間を楽しむ一番贅沢な旅行スタイル」とも言えそうです。

リラックスに集中

事実、モーガンとシェリーは「観光地や寄港地について計画を立てたりリサーチする必要がない!」「パッキングも簡単!」「リラックスに集中できる!」と盛り上がっています。実際、準備がほとんど不要のため、モーガン自身も出航の直前に予約乗船したとのこと。そういうクルーズ船の乗り方、斬新ですね。

日本も今、政府主導でワーケーションやリモートワークを推進していますから、こういうクルーズ船の活用もありでは!?と思ってしまいます。オプションのwifi使用料は覚悟して、クルーズ船で日々海を眺めて移動しながら仕事をするのは、すごく贅沢ではないでしょうか?

さながら老舗の山の上ホテルで缶詰になって本を書き上げる文豪、川端康成や池波正太郎のような気持ち。日本でこのスタイルのクルーズが出来れば、私は今すぐにでも乗りに行きたいです!(あとは予算の問題〜!)

【船内ルールの変化】マスクは?テストは?

続いて、船内のコロナ対策。ワクチンが開発されるまでは、いや、ワクチンが開発されても、しばらくはこのルールは変わらないかなと私自身は思っています。ワクチンだって100%ではないですからね。下記のような変化は、次回アナタがクルーズに乗る際の基本となるかもしれません。

マスク

船内の全てのパブリックスペースでマスクをつける必要があるそうです。初日、港にチェックインする時からマスクをして、お部屋に移動するとのこと。ただし、

・レストランで座って飲食をするとき

・プールに入るとき

・ジムでマシンに座ってエクササイズをするとき

はマスクを外して良いとのこと。現在の日本(東京)と変わらないですね。

ちなみに、乗務員も全員マスクをしていて、ショーの演者だけがマスクを外してステージに上がっているそう。

ソーシャルディスタンス

そもそも、船内は人が少なく、混んでいる様子は一切ないとのこと。話によると、今回の船は定員の60%のみ予約できる状態で、バルコニー付きか、スイートだけが予約可能だったそうです。そのため、最初から船内の人密度は下がっていますし、全てのお部屋で外との換気が可能。日本の通勤電車よりソーシャルディスタンスが保てそうですね。

また、ドイツ人は今まで列を作る際、前の人のすぐ後ろに並んでいたそうですが、(ヨーロッパ人のパーソナルスペースはアジア人よりかなり狭く、私もストレスを感じるw)それもコロナの影響で、ソーシャルディスタンスを守る事に慣れてきているそうです。私も個人的に人にくっつかれるのあまり好きではないので、ソーシャルディスタンスのマナーは今後も続いてくれたらいいなぁと思います。

コロナのテスト(PCR検査)

一時、義務化されるのではないか?と囁かれていた乗船前のPCR検査(またはそれに似たテスト)は、今回なかったとのこと。とはいえ、コロナの対策として、新しいルールができています。

  1. はじめに健康診断票(問診票)を提出(これまでのものより質問が多い)
  2. 問診票の回答に間違いがないこと、指示や法律に従うことに同意する署名の提出
  3. 毎日昼までに指定の場所で体温チェックを受ける

というルールがあるそうです。

今回のMein Schiff2は、30日以上ドイツに住んでいる人(ドイツ国籍じゃなくてOK)だけが乗れるという条件で、「30日以内に他の国(コロナで危険とされている国)を訪れていないか」なども質問・確認されているそうです。

とは言え、今後世界中の人がいっぺんに乗るとなると、ワクチンやPCR検査の義務化が出てくるかもしれませんね。

チェックイン手続き

基本的にはオンラインチェッキング。Webサイトから入力・登録するのはこれまで通り。その上で、モーガンは電話で、具体的なチェックインの時間を指定されて「早くに港に来ないように」と言われたそうです。

指定された時間に港に着くと、ほとんど人がいなく、列に並んで待つことがなかったそう。そして、カウンターでマスクをとって写真を撮り、カードを作るという流れをテキパキこなすと、港について約20分でチェックインが完了したとのこと。

密を避けたおかげでスムーズにチェックインができるというのは、誰にとっても嬉しい話!是非今後も可能にして欲しいですね。ただ、先ほども書いたように現状は、全体の6割しか予約を受けていない状況ですから・・・フル稼働に戻ったら行列回避は無理かな?

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、ドイツTUIのMein Schiff 2に乗船していたYoutuberモーガンとCruiseTipTVのシェリーの対談から、現在のクルーズの状況、特に船内のルールを考えました。

ずっと国内(ドイツ)にいた人たちが、6割以下の人数で船に乗り、どこにも立ち寄らず、毎日体温検査をして、マスクとソーシャルディスタンスを守っていれば、感染リスクは「家に滞在して街に出ているのと同じ感覚」とのこと。これまでのクルーズとルールの変化はあるものの、モーガンは特段、不安や不便を感じてはいない様子でした

この際、観光地に立ち寄れないことを前向きに捉えて、クルーズ船でリモートワークができたら素敵!と私なんかは考えてしまいます。Mein Schiff2のように日本船が国内を巡るルートを日本に住む人向けに走らせてくれるのなら、今すぐにでも乗ってみたい!ま、問題は、乗客を少なくしたクルーズ船の費用を、私が払えるのかという、その1点ですね・・・。とほほ。

次回のブログでは、この続きとして「エンタメ」や「ブッフェ」「船内の雰囲気の違い」などをお伝えします。

クルーズファンの皆様、今回のモーガンの体験を参考に、是非次のクルーズを妄想し、少しでもクルーズできない寂しさを紛らわしましょう。早くみんなで、安心安全で楽しいクルーズに戻れますように!

ボンボヤージュ!

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