AIって気付かないうちにどんどん身近になっています。

私、Siriに天気を聞いたり、

朝起こしてもらったりしています。

 

 

 

先日、ある仕事の打ち合わせで、

イケメン若手男性にスマホのアプリを見せられながら

「玉利さんこのアプリご存知ですか?

きっと玉利さんにも便利だと思うので使ってみてくださいよ!」

とオススメされました。

 

確かに、面白そうなアプリで、

私の仕事にも使えそうで、

なにせイケメンが勧めてくれるし、

じゃ早速使ってみようと

家に帰って嬉々としてアプリをダウンロードしたのです。

 

 

そのアプリとは、AIが登録者の経歴や希望を判別し、

仕事上でマッチングをしそうな人を

紹介してくれるというシステム。

 

アプリを使う為には、

最初にまず自分の経歴などを入力し、審査結果を待ちます。

 

「はぁなるほどね、使えるのは審査結果が出る明日からか!」

と思って、翌日になって通知メールを見てびっくり。

 

 

「現状あなたに紹介できる人がいない為、不合格」

とのこと。え、えぇ・・・。

 

 

私だって世知辛い現代社会で仕事をやってきた身です

「あなたに紹介できる人がいない」

「現在ご紹介できる情報がない」

「何かあったらご連絡いたします」

なんていうのは、ただのペラペラのタテマエであって、

現実は「ただの不合格」です。

 

 

審査に通らない何て事を思っていなかった私にとって

これは想像以上にショックでした。

 

AIに不合格を出された。

 

不合格にされた事で、

AIが私よりも上の階層にあると感じられ、

しかも審査のために提出した内容が

仕事の経歴なだけに

自分のキャリアもAIにダメ出しされた気分。

 

なんなら、

純粋な笑顔でアプリをオススメしてくれた

イケメンにも振られたような、裏切ってしまったような

複雑な気分。

 

AIとの共存とはこういう事なのかと

ハッとさせられたのでした。

 

・・・で、この審査結果を受けたのは

実はもう数日前の事。

(ショックでその時すぐにはブログにできなかった)

 

その後、一生懸命AIにおべっか使うが如く

経歴にわかりやすくヒットしそうなキーワードを

ちりばめ書き直し

他の方の現状にマッチしやすいように想定して設定を修正し、

メッセージ欄の文言もシステムに

引っかかりやすくなるように体裁に整え、

再審査を受け、今日

見事合格しました。

 

 

よかったよかった!

私は思いの外大喜びしました。

私の経歴もAIに認めてもらえた!!!

最初の不合格がどれだけショックだったのかを

今一度ありありと感じさせる喜び具合です。

何より、次回また仕事でイケメン若手男性に会った際に、

まさか

「教えてもらったアプリ、私不合格でした・・・」

なんて言うのは地獄だと思っていたのですが、

合格のおかげで

「いいアプリ教えてくださってありがとうございます!」

と言える安堵感も果てしないです。

 

今日はゆっくり眠れそうだ。

 

・・・と思いつつ

はて、スマホを片手に冷静になってみて今

私は一体何を勝ち取ったのでしょうか?

 

もうこんなにも自分のキャリアを

AIに寄せている書き直している時点で

私はAIのルールの中で合格しただけで

AIにおべっかを使う事を達成しただけです。

 

ベットに入ろうとする私の眉間に

グッと力が入ります。

 

私は、私は、今日、アプリの審査には合格したものの、

精神的には、AIに敗北をしたのです。

私にとっては後世に残る1日となりました。

 

早めに悟りをひらくのは、きっといい事だ・・・ね。

そう言い聞かせて、

AIに及ばない私はもう頭で考える事を止めました。

今日はとにかくもうおやすみなさい。

 

コラム「AIにダメ出しされた日」

投稿ナビゲーション