本屋さんで絵本を立ち読みしていたら、

ノンタンのクリスマスの本

「ノンタン!サンタクロースだよ」があって手に取った。

 

 

 

 

「あ〜そうだったそうだった!

こんなお話だったなぁ・・・」

「うんうん、ノンタンにもサンタさん来てよかったなぁ」

なんて一人で心温めながら、

最後のページをめくったら、

裏表紙のカバーに作者の写真と紹介が載っていた。

 

 

驚いたのはその作者の

笑顔の素敵なこと!

 

 

初めて見た。

私が昔何度も何度も読んでもらった

ノンタンの絵本には、この写真はなかった。

 

この作者の飾らず清々しい笑顔の写真を

もし子供の見ていたら

私はその時から「この人のようになりたい!」と

絵本作家を目指したのではないか?

と思うぐらい強烈に素敵な笑顔だった。

 

なるほど、この笑顔と人柄があって

ノンタンになるんだな。

それに、

絵本が売れるとこんなに充実した表情ができるのか・・・

と感慨深い。

 

 

で、温まった心のまま

家に帰って作者のことをネットで検索をしてみたら

 

「元夫と著作権の認識のズレで裁判になり、

裁判中に元夫は死去。

以降、現作者の単独名義となる」

 

 

という事実が即座にヒットし、

先ほどの写真の笑顔と、現実のギャップに身震いする。

なんてこったい。

私、全然存じあげなかったのですが

「ノンタン絵本裁判」っていうのね・・・あぁ。

 

 

著作権の問題はとても重要だし、

しかもこれだけ売れてたら金額も莫大だろうし、

相手が元夫だとしたら裁判もより苦々しいでしょうし、

っていうか離婚しているし、

途中で死ぬし、

結果、単独名義に変わっているし、

 

こうなってくると、

さきほどのあの素敵な裏表紙の写真も

なんなら裁判の勝利をアピールするために追加されたのかしら。

例え本人が望んでいなくても、

賢い出版社や親族や周囲がそうするように望んだのかも

と余計なことまで考える。

 

 

そう、ノンタンのお話は変わらず色褪せなくても、

あの頃から時間が経ち、今や私は大人。

いつまでもノンタンと一緒の

ピュアな気持ちだけで生きていけないのサ。涙。

 

 

私もいつか旦那にパンダの著作権について

問題提起をされる日が来るのかもしれません。

ま、しかし

お金になっていないので、これ幸いと言えます。

 

ノンタンのあの可愛い姿と、

作者の晴れ晴れしい素敵な笑顔の後ろの、

大人の事情をうっかりと垣間見た私は、

次回あの本屋でもう一度ノンタンを立ち読みする時は、

ちょっと最後に涙をしてしまいそうです。

 

ノンタン!サンタクロースだよ

は、この時期にとてもおすすめ。

心あたたまる素敵な絵本です。(フォローだ)

 

今日のコラム「笑顔の後ろに裁判」

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