先週のことになりますが、

ハワイの画家 ヘザー・ブラウンの代官山にあるギャラリーに行って見ました。

代官山の一角にあってこじんまりとしたギャラリーなのですが、

2階建ての窓の大きい室内にはたっぷりと光が降り注ぎ

大きなアートも間近でゆっくり鑑賞できます(原画は置いてませんでした)。

 

そこに1名だけいた素敵な雰囲気の若い女性の店員さんは、

まだこの仕事をし始めて2年経たないぐらいだということでしたが、

付かず離れず明るく私に声をかけてくださり

久しぶりにとてもいい温度感の接客に触れた気がしました。

 

当初は「ふらっと見たら帰ろう」と思っていたのですが、

その店員さんの雰囲気にリラックスして、

長々と時間をかけて作品を見続けてしまい、

そのうちに「うん、せっかく来たのだから1枚作品のプリントを持って帰ろう!」

となり、気づいたときには一生懸命絵を選んでいる私がいました。

(ハワイで見たときは買わなかったくせに!)

 

で、買ったプリントはこちら。

悩みに悩んだ挙句、定番中の定番を選んでしまった。

 

お会計の際、店員さんに

「ヘザー・ブラウンさんってどんな人ですか?」と聞いてみたら

 

 

 

「・・・う〜ん、そうですね、なんでしょう

ハワイをそのまま連れてきたって感じです!」

 

 

って言った後、我にかえりちょっと照れて、

「あ、いや・・・その、なんでしょう。うまく言えないですね。

今後もその質問聞かれることありそうだから、

ちゃんと答えられるようになってなきゃいけませんね・・・」

と笑いながら、続けて

「彼女、想像より声が高いです・・・」

などと、どうにかきちんと説明しようと苦しんでいました。

 

彼女はうまく説明できていないと思ったようですが、

聞いていた私は最初の説明にひどく感動していました。

 

 

ハワイをそのまま連れてきたって感じ

 

 

なんていい表現なんだ、と。

 

どんなきちんとした形容詞よりも、

最初に出てきたその彼女なりの表現こそ、

彼女が一番素直にヘザー・ブラウンに対して感じていることでしょう。

しかも、「ハワイをそのまま連れてきたって感じ」こそ、

私の期待するヘザー・ブラウンのイメージでもあります。

 

 

ハワイをそのまま連れてきた感じ。

 

 

初めて聞いた言葉だけど、

とても腑に落ちる感覚。

 

前もって準備していたら出てこないであろうその表現に

ヘザー・ブラウンの絵も、この空間も、

その店員さんの人柄までもいっぺんに現れている感じがしました。

 

あぁ、ヘザー・ブラウンは

いい人たちに囲まれて仕事をしているなぁ。

 

店を出る際に写真を撮ってもいいですか?と聞いたら

その店員さんが親切に私を写真に入れて撮ってくれました。

買ったプリントを手に喜んでいる私。

ヘザー・ブラウン本人に会えたわけでもないのに、

なんだかとっても嬉しい体験ができたギャラリーでした。

 

いずれは私もこんな温かいところで

自分の作品を発表したいと思います。

 

気持ちだけは今十分にハワイ。マハロ〜。

ハワイをそのまま連れてくる人

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